顎関節症のスプリント治療について

顎関節症の治療のひとつにスプリント治療がありますが、

これは、スプリントと呼ばれるマウスピースを使って症状を軽くする治療方法です。

顎関節症のスプリント治療は、まず口腔外科で噛み合わせの確認します。
顎のズレや筋肉の負担を測定します。

スプリントを上の歯に付けて、

噛み合わせの良い高さに調節していきます。

ズレが大きい時には、少しずつ噛み合わせを

良くしていくため定期的にスプリントの調節が必要になります。

スプリントには、顎関節症の症状や

目的に合わせて様々な種類があります。

違和感があったり効き目がなかったりする時には、

自分にあったスプリントを選択することで、
スプリント治療の効き目がかなり上がります。

さて、顎関節症のスプリント治療の効き目ですが、
実際は一番大きく発揮している効果は「プラシーボ効果」だと言われています。

患者の思い込みが本当に症状を改善する効き目のことです。

確かに、アゴのズレを治すことで筋肉の負担が軽くなります。

ですが、その原因のほとんどがストレスであることから、

つければ治るという思い込みが効果を発揮するのです。

顎関節症のスプリント治療をする時は、

思いっきり信じてみてはいかがでしょうか。